令和4年度4年セミナーの案内
(日比野)
以下のテキストを候補にしています。
- 洲之内治男;
関数解析入門,
サイエンス社
(1994)
関数解析の基礎的な本です。
関数解析は3年までの講義にはなかったかもしれませんが,
大学によっては3年生の必修科目だったりもします。
- S.Abbott;
Understanding analysis,
Springer
(2015)
微積分の基礎的な本です。
2年生の「解析学基礎I」の内容を英語の教科書で読むと思えばよいでしょう。
-
R. A. Wilson;
Graphs, Colourings and the Four-Colour Theorem,
Oxford Science Pub.
(2002)
四色問題をテーマにしたグラフ理論の本です。
グラフ理論には微積分など全く出てきませんが,
この本を選んだならば,修士1年と一緒にゼミをします。
-
J. S. Rosenthal;
A First Look at Rigorous Probability Theory,
World Scientific Pub Co Inc;
2版2007
タイトルの通り,厳格な確率論の本です。
僕の専門が確率論だと知ってて
このゼミを希望する人は,
確率論をやりたいのだと思うので一応この本も候補に入れておきます。
候補テキストは
日比野研究室に置いてありますので,
見たい人はいつでも訪ねてきてください。
これらに限らず,
他に読みたい本のリクエストが学生の方からあれば
それにも応じます。
セミナーの受講人数には上限があります。学生同士で適当に調整して下さい。
私が研究室にいるときは
いつでも訪ねてきて結構です。
が,
いつも研究室にいるとは限りません。
メールで予約してから来てください。
2022年度は,日比野ゼミには修士2年が2名と修士1年が1名在籍します。
ゼミの雰囲気について彼らに相談してみるのもよいでしょう。
私のHPの過去のセミナーの記録
には,今までのセミナーの様子や感想などを書いているので,参考にしてください。
右のQRコードからも行けます。
日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp