質問です。 正しいのは(1)(2)どちらですか。 \(a_n= \begin{cases} \dfrac1n,&n\neq2^m\\ n,&n=2^m \end{cases} (m\in\mathbb{N})\) のとき,
\( \lim\limits_{n\to\infty}a_n=\lim\limits_{n\to\infty}\dfrac1n=0 \) (\( n\neq2^m \)となる割合が高くなるから)
\( \lim\limits_{n\to\infty}a_n \)は収束しない。
(ちいさいケシゴム)
(2)です。 イプシロン論法の言葉で言えば 「\( n>N \)となるすべての\( n \)について」ですから, 割合の問題ではなく,十分大きい『すべての』\( n \)で近づいていないといけません。
\( \Bbb Q_{+} \)と\( \mathbb{N} \)を対応させるときに,1と5の飛ばし先が, 同じ(\( \frac11 \)と\( \frac22 \))になってしまうので, \( \#\Bbb Q_{+}<\#\mathbb{N} \)ぽいのではないかと思ってしまいました。 これはどうなんでしょうか? (BEKO)
\( \#\Bbb Q_{+}\le\#\mathbb{N} \)が納得できたならそれでいいです。 正確にはさらに続きがあって, 「 \( \Bbb Q_{+}\supset \mathbb{N} \)より\( \#\Bbb Q_{+}\ge\#\mathbb{N} \) なので,ベルンシュタインの定理より\( \#\Bbb Q_{+}=\#\mathbb{N} \) 」 となります。 ベルンシュタインの定理とは「\( \#A\le\#B \)かつ\( \#A\ge\#B \)ならば\( \#A=\#B \)」 というものですが,証明も含めて「集合・位相I」で習います。 説明を省略した部分は他にもあって,例えば,対角線論法のところで, \( \#[0,1]=\#\mathbb{N} \)を仮定して矛盾を導いて\( \#[0,1]>\#\mathbb{N} \)を結論しましたが, 背理法からわかるのは\( \#[0,1]\neq\#\mathbb{N} \)であって, \( \#[0,1]>\#\mathbb{N} \)か\( \#[0,1]<\#\mathbb{N} \)かまでは説明していません。
非可付番と可付番の話を聞いて,難しいと思いました。 ()
難しく感じないように楽しく話したつもりだったのですが, ここまでの内容は数理の2年生は理解しておかなければならないことです。 この授業ではなくて「集合・位相I」の内容として,ですが。
最後の定理,とても難しかったです。 ()
連続体仮説や選択公理,ツォルンの補題辺りは「集合・位相I」の内容として かなり難しいです。 でも,この辺は証明まで理解しなくてもいいと思います。
授業開始2日目にして寝坊しました。 どのように寝坊ぐせは治せますか? (おっほ)
僕も学生の頃は寝坊癖がありましたが,先生になってからはなくなりました。 やはり,強い意志で起きることができているんだと思います。
知り合いで,あと10日で80円生活を試みようとしている人がいました。 先生がその立場なら,どうやって乗り切りますか? (ベイマックス)
家にある常備の食材の量にもよりますが, 非常袋のインスタント食品を食べたり, 小麦粉を練って焼いたりしていれば, 10日くらいは何とかなるでしょう。
スペインとドイツにかてると思いますか? (スペインとドイツはとてもつよいです) (もりぽ)
もし初戦でドイツに引き分ければ, POのチームには日本が勝ったとして, そのころにスペインの勝ち抜けが決定していれば, ケガをしないように日本戦では無理をしないで戦ってくれる, っていう展開になれば, 日本のグループリーグ突破もあり得るかも! たらればがいっぱいあるけども…。
先生素数です!! 間違えました素敵です!! (ぱうえる)
それは恋です!! いや違った。それは(先生素数ですという言い方は)変です。
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