「比率 \( p \) の無限母集団から取り出された大きさ \( n \) の標本の比率 \( P \) の平均が \( p \)」まではわかるのですが、分散が \( p(1 - p) /n \)になるのがわかりません。母集合が二項分布に従うのと同じなら母分散は\( np(1-p) \)となり、標本分散は母分散を\( n \)で割った\( p(1-p) \)にはならないのですか?
第2回講義の6ページの公式にあるように,\( a \)倍したら分散は\( a^2 \)倍されます。つまり,二項分布を\( 1/n \)倍して標本比率にしたのなら,その分散は,二項分布の分散\( np(1-p) \)を\( 1/n^2 \)倍したものになります。すなわち,\( p(1 - p) /n \)になります。
基礎統計学の期末試験の過去問を、Live Campusかどこかに数年分掲載してほしいのですが可能でしょうか?
私の講義の過去問はすべて、私のホームページに掲載されています。探してみてください。
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日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp