資料を読むと平均値より最頻値や中央値のほうが有用性があるように感じますが実際、生活の中では、平均値のほうがよく目にします。これが不思議です。平均値を使うことによる最頻値や中央値に無いメリットを教えてください。
それこそがこの授業の内容で,これからの授業では平均値は何度も登場するけど,最頻値や中央値は一度も登場しません。つまり,平均値がそれだけ役に立つという証左です。
モードは最も度数が大きい階級の情報が必要ですが、モードを求めるときは必ずヒストグラムが必要ということですか?
ヒストグラムはなくても構いませんが, 少なくとも度数分布表は必要でしょうね。
以前、天気予報は過去のデータをもとにした統計学だと聞いたことがありますがそれは本当ですか?またこれが本当ならば天気予報をするときに活用している代表値はやはり最頻値ですか?
天気予報が統計学を基にしているというのは,僕も聞いたことがあります。しかし,過去のデータの「何」の平均値などを計算するのか,ということは統計学の範疇ではありません。結局,何に注目して計算するのか,という一番大事な部分が物理学やら天文学やらに依拠するのですから,天気予報が統計学を基にしているというのは「間違い」(少なくとも「言い過ぎ」)で,統計学を利用している程度のことです。統計学をマスターしたから天気予報ができるようになるということは絶対になくて,天気予報をマスターするためには統計学が必須というわけでもないです。(統計学を知っていた方が天気予報の役に立つとはいえる)
複雑な計算ができる道具(関数電卓など)は必要でしょうか
試験は持ち込み可ですが,スマホを持ち込むことはできないので,最低でも√(ルート)のボタンのついた電卓は必要です。 関数電卓ならば,計算が楽になることもありますが,その使い方は自分でマスターしておいてください。
出席確認はどのように行いますか? それと指定された問題は提出をしなければならないですか?
出席確認はしません。 問題は答えまで全部書いてあるので,読んで理解すればそれでいいです。
対面の方がいいです!お願いします!
この授業は150人が受講しているので,それだけの人数が密にならないで受講できるような部屋はありません。コロナ禍が早く終息することを祈るばかりです。
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