教科書p.56問題2.8(2)の解説がほしいです。 ()
\( a_n=\dfrac{(2n)!}{n!} \)に相当するので, 定理2.17の(2.8)式を計算して, \begin{align*} R &=\lim_{n\to\infty}\left|\dfrac{\frac{(2n)!}{n!}}{\frac{(2(n+1))!}{(n+1)!}}\right|\\ &=\lim_{n\to\infty}\dfrac{(2n)!}{n!}\div\frac{(2(n+1))!}{(n+1)!}\\ &=\lim_{n\to\infty}\dfrac{(2n)!}{n!}\times\frac{(n+1)!}{(2(n+1))!}\\ &=\lim_{n\to\infty}\dfrac{(2n)!(n+1)!}{n!(2n+2)!}\\ &=\lim_{n\to\infty}\dfrac{n+1}{(2n+2)(2n+1)}\\ &=0 \end{align*} となります。問題2.8は全部この解き方です。
演習問題の解法がわかりません。 ()
どの問題が解けないのかをこの欄に書いてくれれば,上のように答えます。 または,研究室まで質問に来てくれれば,分かるようになるまで教えます。
この講義のテストでは\( +C \)(\( C \)は積分定数)を書かなければ減点ですか。 ()
授業中にも言いましたが,いろいろしゃべってて分かりにくかったかな。 書かなくても構いません。
\( C\)(\(C\)は積分定数)を省略していいのなら, \( C \)だけ書いてカッコ内は省略という形もOKですか。 ()
中途半端に省略すると,本当に分かって省略しているのか疑わしい気もしますが, 書いても書かなくてもよいのだから,\( C \)だけ書いてもOKです。 なお,これは私のルールですから, 他の先生の授業で同じ基準とは限らないので注意してください。
テイラーの定理Iは覚えた方がいいんでしたよね? (山崎紘奈)
テイラーの定理IでもIIでもIIIでも同じことですから, どれかを覚えればいいです。 テイラーの定理Iは平均値の定理に(形が)近いというメリットがあります。
クーラーつけてほしいです。 ()
この棟のクーラーは中央集中管理なのですが, 授業時間中はスイッチを入れれば使えるのではないでしょうか。
先生のサイトのコラムみたいなのがとてもおもしろかったです。 ネクタイ何本持ってるんですか? ()
ネクタイは,先日数えたら50本くらいありました。 僕のHPは開設してから長くて, コラムの「ポルノ」の話に登場する小学生は, 去年子供が産まれて今やお母さんになっています。 ページの作りも古い(らしい)のですけど,ぜひ一度見てみてください。
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