\[ \cos x=\sum_{n=0}^\infty\frac{(-1)^n}{(2n)!}x^{2n} \] の式で,\( n=0 \)のとき\( \dfrac{(-1)^0}{0}x^0 \)となり, 分母が\( 0 \)になるけどそれは良いんですか? ()
分母は\( 0 \)ではなくて,\( 0! \)です。 そして,\( 0!=1 \)なので,心配ありません。
\( R_n \)とは何ぞや。 (山崎紘奈)
テイラー展開の剰余項です。 有限個でテイラー展開を止めたとき, 両辺を等しくするためにつけておく項です。 気分的には「余り」です。 ランダウの記号を使って, 定理2.16のように書くと,分かりやすいと思います。
余る数が0になるなんて不思議だと思いました。 ()
\( 0 \)になると言っても,=0となるわけじゃなくて, 0に近づくというだけだから, 「微分を何回もすると(\( n\to\infty \)とすると)誤差が\( 0 \)に近づく」 という極めて自然な話です。
\( e^x \)や\( \sin x \)が足し算で表せることがすごいと思った。 ()
そういう風に,すごさを実感すると, 数学が楽しくなりますね。
演習問題,せっかく解いても途中式の確認ができないので, 答えだけじゃなく途中式の解説がほしいです。 ()
演習問題はそこそこ難しいので,答えが合っていれば, できていると思って先へ進んでいいですよ。
演習問題[A](極限)の解説がほしいです。 ()
極限の問題って,問題2.5のことでしょうか。 これは全部ロピタルの定理です。 ただ微分を計算するだけです。 特に計算の難しい問題があったら具体的に訊いてください。
演習問題の解説がほしいです。 (途中の式の)()
問題ごとに使う公式は同じだから, 方針も立たないということは少ないでしょう。 計算が難しくて解けない問題は, 個別に訊きに来るか, この欄で質問してください。
同じ問題を違う方法でアプローチするのは, とても面白かった。(特に後半) ()
二度手間ですけど,どちらのやり方もわかれば理解が深まります。
テイラー展開すると機械的な計算で 極限をもとめられて便利だと思いました。 ()
極限を求めるだけなら,ロピタルの方が機械的で楽なのですが, テイラー展開を使うと,その意味が分かりやすくなります。
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