自動販売機の例えがとても分かりやすいです。
「全射でない」のところで, 以前は『おでん缶のボタンはない』と説明していたのですが, 今回は『売り切れだから対応するボタンがない』に変えてみました。
レクチャーの時間では, 線形代数の授業で分からなかった写像について,理解できました。
えっ。 線形代数ではこの時期に写像の話をしているの?! それは攻めた構成だなぁ。 最初はベクトルとか連立一次方程式をやるのかと思った。 僕が担当したらそうします。写像の話は後半です。
大学の数学も今のところ楽しいです。
前期はほとんどが高校の復習なので, ほんのわずかの新しいところ(逆三角関数など)さえ押さえておけば大丈夫です。
どこまで公式などを使ったらいいのか分かりません。
\(\lim\limits_{n\to\infty}(1+\frac1n)^n=e\)は公式だけど, \(\lim\limits_{x\to0}(1+x)^{1/x}=e\)は公式ではありません。 (偶然このページにたどり着いた人がこれを読んで勘違いするといけないので補足しますけど, 授業で,これを示す問題をこれを使って解いた人がいたんですよ)
どこで場合分けすればいいのかが微妙です。
いや。 場合分けは微妙ではないです。 同じ式になるところをまとめて,そうでないところを別にするだけです。 適当に場合分けして同じ計算になったなら,それらをまとめて書き直すだけです。
微妙のところの場合分けや組み立てが難しかったです。
この授業は,時間制限のある試験とは違うのですから, じっくり時間をかけて(1週間以上かけてもよい), その難しいところを組み立ててから板書してください。
模範解答よろしくお願いします!
そうですね。 板書する人は,模範解答になるような解答を心がけて書くようにしてください。
模範解答があればお願いします。
ありません。 質問に来れば,その場で考えて模範解答を書いてあげます。
解答がほしいです。
答えは本の後ろに書いてあります。 それと同じ答えが出れば正解だと思っていいです。 実は減点されるポイントがあるかもしれないけど, それは模範解答があってもわからないことです。 なんのために解答がほしいのでしょうか?
問題の解説のプリントがほしい。
そしたら授業に出なくていいですね。
まだ授業で取りあつかっていないことをむやみに使わないでおこと思いました。 前回のことですが,解答解説で間に合っていなかった時は, 休み時間にまで,やや延長していました。
極限の問題はロピタルの定理を習うとどれも簡単に解けてしまうので, それまで板書を保留していると簡単に解けるようになります。 この授業はたまたま1日の最後なので延長することが可能ですが, 高校ではそうとは限らないのではないでしょうか。
黒板に書いてある模範解答では見にくいと感じます。
それは学生の板書が悪いせいです。 それこそ上のように高校の授業ではどうしていたのでしょうか? まぁ,思ったより時間が余ることが分かってきたので, 黒板の空いているところにでも 解答の清書を書いてみようとは思いました。
赤は見にくいので,できたら黄色で書いてほしいです。
黄色は白(学生の解答)と紛らわしくなる恐れがありますが, 次からそうします。
1.5の(3)の件は少しかわいそうだと思いました。 そこまで求めてはいけないのかもしれませんが, みんながひっかかって勉強になる所ではない所は 少し言っておいていただけると嬉しいです。
いや,あれは引っかかるところではないです。 \(e^x\)の微分をどうやって証明するのかは知っていていいことです。 可哀想というなら,(16)の人はとばっちりで可哀想でした。 こちらは\(\log x\)の微分の証明に関わることではなかったので。
点数のつけ方を明確にしてほしいです。 基準が分かりません。
部分点に基準はありません。そのときの気分です。 満点以外は零点とすれば明解だけど…。 もめないように点数を公表しないという手もあるかな。
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日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp