p.4の問3の解説をお願いします。 あとp.11問4(6)の途中式もお願いします。 ()
問3 (1)まず,下に有界であることは,相加相乗平均の関係を使って,
\(a_{n+1}=\frac12\left(a_n+\frac{2}{a_n}\right)\geq\sqrt{a_n\times\frac{2}{a_n}}=\sqrt2\)
から分かります。 単調減少は,
\(a_{n+1}-a_n=\frac12\left(a_n+\frac{2}{a_n}\right)-a_n=\frac{1}{2a_n}(2-a_n^2)\)
となりますが,上のことから \(a_n\geq \sqrt2\)であることにより,\(a_{n+1}-a_n\leqq0\)と分かります。 (2)定理2により数列\(\{a_n\}\)は収束するので,極限値を\(\alpha\)とおくと, \(\lim\limits_{n\to\infty}a_n=\lim\limits_{n\to\infty}a_{n+1}=\alpha\)なので, 与式で\(n\to\infty\)とすると, \(\alpha=\frac12(\alpha+\frac{2}{\alpha})\)となります。 これを解いて,\(\alpha=\sqrt2\)です。 問4 (6) \(y={1}/{x}\)とおくと,\(x\to\pm\infty\)のとき\(y\to0\)だから, (与式)\(=\lim\limits_{y\to0}\frac{1}{y}\sin y=1\) です。
p.2例3の解で\(a>1\)のとき\(a=1+h\) (\(h>0\))とおけば \(a^n=(1+h)^n\geq 1+nh\) ここで\(n\to\infty\)とすれば,\(1+nh\to\infty\)であるから…の 右辺をどうして\(1+nh\)にするのか分かりません。 ()
「どうして」と言われたら, 「そうすれば証明できるから」という返答になりますが, 「どのようにして」という質問なのかな。 二項定理により,
\((1+h)^n=1+nh+{}_nC_2h^2+{}_nC_3h^3+\dots+h^n\)
ですが, 第3項以降を全部無視すれば当然小さくなるので, \((1+h)^n>1+nh\)が分かります。
教科書には練習問題と,その解答だけしかないので 解き方,もしくは途中計算を書いたものを配布してほしい。 ()
練習問題のほとんどはただの計算問題ですから, 全ての練習問題の解き方が必要なわけでもないでしょう。 解き方の必要な問題を質問してくれれば, 上記のようにこの欄に書いて配布します。
微分の分野の公式は,とりあえず丸暗記でいいですか? (ゴンドウアリサ)
丸暗記といっても,10個くらいしかないけどね。
テストのカコ問等は頂けますか。 どんな問題がでるか分かりません。 (カワムラ)
僕は,農学部の授業を担当するのは初めてなので,過去の問題はありません。 理工で行った微積の授業の過去問は全部HPに掲載していますが, 参考になるかどうか分かりません。
テストに微分の証明はでますか? ()
でません。 証明はなく,全て計算問題にする予定です。
先生が書く\(n\)が急に小さくなったりするのですが, 何か意図がありますか? ()
指数のときは小さく,そうでないときは大きく書いてはいますが, それ以外は特に意図していないです。
問を後で解いて,理解を深めようと思います。 ()
授業を聞いて分かった気になっても, 問題が解けなければ試験に合格しないので, 問を解いて確認することは大切です。
微分って日常生活どんなとこで使いますか。 ()
横断歩道を渡るときにも微分を使っている!とは言えますが, 微分公式を使うことは日常生活にはありません。 しかし,だからといって微分を誰も知らなかったら,現代生活は成り立ちません。
最近ビスケットがおいしくて, 毎日食べています。 今日はアルフォートです。 (もん)
ビスケットとクッキーの違いもよく分からないけど, 僕は「ルマンド」が好きです。
こないだ学内で妖怪メダルを2枚ひろいました。 持ち主がいたら私のところまで。 (アサリ+パルシェン)
小学生じゃなくても妖怪ウォッチが好きな大学生もいるんですね。 微分積分が難しいのも妖怪のせいなのね~そうなのね♪
こないだカラスに米をとられました。 一番嫌いな生物はカラスです。 (なかゆ)
佐賀にはカチガラスがいるからカラスが少ないなぁ, と20年前には思っていたのですが, 最近はカラスをよく見かけるようになりました。 どうしてかな? ドォワッハッハー! 妖怪のせいなのね~そうなのね♪
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日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp