11月もあっという間に終わりました。 この前体調を崩したので気をつけたいです。 (グリフィンドールの生徒)
ここ数日、急に寒くなってきて、雪がちらつくほどですね。 これからの季節は風邪を引きやすいので体調管理が大切です。 この講義は来週再来週と休講で、次回は来年の1月11日ですが、 冬休みのうちに体調を崩さないよう注意してください。
風の噂で耳にしたのですが、モロッコへ行かれるそうですね。 トイレに紙があることを心から祈っております。 (Mr.ベルベル)
お? 君はどこからこの話を聞いたのかな。 風の噂はすごいねぇ。
実際、来週からモロッコへ出張に出かけてきます。 マラケシュで開催される国際学会に参加するためです。
そもそもモロッコってどこにあるか知っているでしょうか。 先日、ウチのゼミの学生に聞いたら、「アジア」という答えが返ってきて、 やはり、あまり知られていない国なのだと思いました。 とは言っても、僕もずっとモロッコの首都は カサブランカだと勘違いしていたわけですが (正解はラバト)。
モロッコは北アフリカの西端にあって、地中海を挟んで ヨーロッパと向かい合っています。 場所はアフリカですが、公用語はアラビア語で国教はイスラム教ですから、 中東アラブのようなイメージでしょうか。
日本から直行便はないので、僕はパリ経由で飛びますが、 日本からパリまで14時間半。 具合の悪いことにパリでカサブランカ行きに乗り換えるのに5時間待ち。 ここで、パリ市内観光でもすればいいのかもしれませんが、 僕は、以前、パリでぼったくりにあった悲しい過去があるし、 なによりも、今パリはデモで危険なので、空港で時間をつぶす予定です。 パリからカサブランカまでの飛行時間が約3時間で、 カサブランカから目的地のマラケシュまでの国内移動にも、 乗り換えの待ち時間を入れてさらに5時間半もかかるので、 これだけで28時間!! 佐賀から成田に行く時間まで入れると、都合30時間以上も移動して やっと学会会場に到着するというのですから、 なんと遠い国なのでしょう。 しかも、僕の講演は30分だけですから、 コストパフォーマンスの悪いこと夥しい。
国も遠いですが、習慣も日本とは大きく異なるようです。 ガイドブックによると、 Mr.ベルベル君の言う通り、 この国では、トイレには紙はなく代わりに水が汲んであるのだそうです。 用を足したときは、左手で尻を拭き、汲んである水でその手を洗うのだとか。 普段、ウォシュレットを使っている者としては、 むしろ、汲んである水で尻の方を洗いたいところです。 4つ星ホテルに泊まるので、たぶんそういう経験はしないと思うけど。
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