一次合同式の説明で、 「(i)
(a m)=1
のとき、(ii)
(a m)=d>1
のとき、」 の意味がわかりません。 (Tanto)
(a m)
は
a
と
m
の最大公約数という意味です。
a
と
m
の最大公約数が1のときと、 1より大きいときとで場合分けして説明しているのです。
九去法を使って、大きい数字の計算が驚くほど 簡単にできたので感動した。 (とむりぶち)
九去法は計算するというより、検算するようなものなので、 計算機の代わりにはなりませんが、 うまい方法ですよね。
2桁の数字を足して... というの、 手品かなんかにもありますよね。 modだったんでしょうか。 便利だなぁ、mod。 (博子)
数字のトリックを使った手品というのもたくさんあって、 そういうのを題材にした講義をやろうかとも思ったですが、 トリックの著作権というのがどうなっているのかよく分からないので、 やめました。
終わってみると簡単に思えますが、 「mod」などといった見慣れない記号や数字が入るだけで 難しく見えてしまいます... 。 (亮太)
易しく見えて簡単なら当たり前だし、 易しく見えて難しいのでは大変ですが、 難しく見えるけど簡単だというなら、 一番いいパターンで何も問題はないですね。
modの使うはんいがふえておもしろかった。 (貴子)
modは単なる記法に過ぎないのですが、 とても便利なので、これからはこれで表現することが多いです。 modに慣れておくことはこれからの講義を聴く上でとても大切なことです。
一次合同式は書くことが少ないので、やっていることは前と同じだけど、 かんたんに感じた。 (大輔)
これも、modという記号の素晴らしさのひとつですね。 数学の記号はたくさんあって、慣れないと難しそうに見えるでしょうが、 それぞれうまく考えられていて、 綺麗な数式で結論を表現することができるように作られているのです。
一次合同式は計算にてこずってしまったけど、 最後まで解けたときはうれしかった。 (翔一)
計算問題ですから計算はありますが、 ディオファントス方程式のときよりはずっと楽でしょ。 この計算は基本なので、ぜひマスターしておいてください。
問16が自分で解けてうれしかった。 自分で解く時間がもらえてよかった。 (沙織)
やはり数学は問題が解けて、楽しさを感じるものでしょうから、 こういう解けそうな問題は時間を用意して、 自力で解いてもらうようにします。
説明を聞くと分かるが、自分の力で解くのは難しい。 (裕介)
この講義の中でも、 説明を聴いて理解できれば十分で、 自分で解けなくてもよい部分もありますが、 一次合同式くらいは自力でできるようになって欲しいものです。
一次合同式の方法は少し理解できたけど、数字が変わると またわからなくなってしまうので、 復習が必要だと思った。 (あつし)
ある数字のときだけたまたま解ける、というのでは、 試験のときに解けるか解けないかが運任せになってしまいます。 どんな数字ででもできるような解き方を説明していますので、 自分で数字を変えて解く練習をしてみてください。
けっこうむずかしいです。 (千佳)
初めて聴くことですから、聞いてすぐに解けるようなものではありません。 復習しておいてください。
私には困難でした。 (裕子)
四則演算程度の計算力しか使わないので、 能力や才能が影響するほどの内容ではないです。 諦めずに考えれば分かるようになると思います。 分からないときは遠慮せずに質問してください。
今日の授業は難しかったけど、 頑張って分かりました!!! 嬉しいです!! (かな)
努力して分かるようになると、 何もせずに分かってしまうよりも 感動の度合いが大きいものです。 みんなにその嬉しさを味わってもらいたいものです。
戻る
日比野のホームページへ
日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp