4.107がどうやって出たのかわかりませんでした。 13はともかく0.990はどこに拠ったんですか? (博子)
4.107はχ213のグラフで、 右側の面積が0.990になる数値です。 つまり、χ213のグラフの4.107の右側の面積は0.990なのです。 このことは、χ2分布表のn=13α=0.990の交差するところを 見ることによって分かります。 {問20}では98% 信頼区間を求めるので、 左右に1%ずつ空けた面積を考えますから、 左の境界線の右側の面積は99% つまり、0.990になります。
χ2分布表の所がnになっていますが、n-1の違いですよね? (妙子)
いや。 これはχ2nの表だから、nでいいのです。 たまたま、今習った公式が、χ2n-1なので、 標本数のnとは違う欄を見ますが、それはこの公式だからそうなるわけで、 本来χ2分布表のnは標本数とは関係ないので、これでいいのです。
区間を求めるとき分数の分子と分母を逆にするとき 不等号の向きにも注意しなければいけないと思った。 (賢治)
そういう普通の計算は出来るという前提でこの講義は進めています。 普通の計算練習は、自分でやっておいてください。
試験のときに使う公式を間違えないようにしようと思った。 (壮史)
そう! それこそがこの講義の試験のポイントです。 講義中は習った公式を使う練習問題をするので、 公式の選択を考えることはありませんが、 試験のときはどの問題に相当するのかを自分で判断しなければなりません。 そのときに注目するのは、原住民の犬歯とか視聴率調査とか いう部分ではありません。 どこに注目すればよいのかがポイントです。
{問20}の分散という部分にひっかかったが、 そこ以外はミスなしで解けてうれしかった。 (SOS団)
試験でひっかけ問題を出すようなことはしないので、 『分散』と『標準偏差』くらいしか引っ掛けるところはありません。 そこくらいは注意して読んでください。
今日の問題はどちらも答えが予想外に大きかった。 (良恵)
そうですね。 χ2分布による分散の推定は、 標本数が小さいこともあって、あまり良い推定ではありません。 でも、左右非対称な分布の重要な例としてこれを取り上げてみました。
1のプリントをなくしたのですが、またもらえたりしませんか? (あつし)
研究室に取りに来てくれれば、いつでも差し上げますが、 学情センターに行って、僕のHPにアクセスすれば、 講義ノートを全部ダウンロードすることも出来ます。 僕のHPのアドレスは、シラバスに載っています。
教室が寒かった。 (紘宜)
人の数が多いと、それだけで十分に暖かくなるものですが、 この講義は出席している学生数が少ないので、 仕方ないですね。
途中で計算間違いがあって大変だった。 (味噌煮込みうどん改)
分散の計算は面倒ですが、間違えずに計算するのも能力のうちです。 何度も書いているように、関数電卓を使えば、 計算の手間はずっと減ります。
電卓は偉大だ。 (暗算失敗)
電卓を持ち込むことを前提に問題を作るので、 電卓なしで臨むのは無謀といえましょう。
計算が難しくなってきた。 冬休み中に復習する必要があると思った。 (達郎)
冬休みを挟んで、3週間時間がありましたが、ちゃんと復習できたでしょうか。
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