有意水準○% の意味がよく分かりません。 (賢治)
有意水準とは、『第1種の誤りを犯すことを厭わない確率』のことで、 「棄却」という答えが出ても、その確率で間違っている可能性があります。 問題を解く立場から言えば、『棄却域の面積』です。
T分布がよく分からなかった。 (太郎)
分布については、正確には説明していないので、 この講義の説明だけで 完璧に解ることはありえないのですが、 小標本のときに使うのが、t分布です。
仮説検定は苦手です。 (良恵)
この講義では、仮説検定を国語の問題として扱っています。 数学的に難しいことを、読解力でカバーしてもらおうというわけです。 一応、この講義は文系向けだし、このやり方は むしろ、学生に優しいと思うのですが。
検定も推定のときと同じように解けてよかった。 どの公式を使うのか理解できてきたような気がした。 (み)
結局、解き方のフォーマットは同じなので、 公式の使い分けがポイントになります。
この問題ではどの公式をあてはめればいいのか、 まだよくわかっていないことに気付いた。 復習する必要があると思った。 (達郎)
それがポイントです。 ちゃんと復習しておきましょう。
今日初めて、電卓の標準偏差計算機能が使えた。 ずいぶん便利だった。 (博子)
あれっ。 先週の問題では、標準偏差の計算は全く出てこなかったんですけど。
1週間時間が空いただけで内容をずいぶん忘れている。 この分だと前やったことも忘れていそうだ。 テスト前にしっかり復習したい。 (優規)
仮説検定の講義は2週で1セットの構成にしたので、 1週間で記憶が飛ぶ人にはつらいでしょうね。 でも、試験まであと1週間ですから、 今から勉強するのは意味がありますよ。
講義が進むにつれて楽しくなった。 (良太)
それはよかった。 最後の試験で、有終の美を飾ってください。
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日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp