標準偏差の式を少し変えたのが、偏差値の式と聞いた気も するのですが、標準偏差=偏差値ですか? (醒)
標準偏差と偏差値はぜんぜん違うものです。 標準偏差を用いて、偏差値を計算しますが、 詳しくは次回の講義で話します。
V={(x1-μ)2+...+(xn-μ)2}/{n}={x12+...+xn2} / {n}-μ2 がよく理解できないのが心残りだ。 (永光)
{(x1-μ)2+...+(xn-μ)2} / {n}
={(x12-2μ x12)+...+(xn2-2μ xn2)} / {n}
={x12+...+xn2-2μ (x1 +... +xn)+nμ2} / {n}
={x12+...+xn2}/{n}-2μ {x1 +...+xn} / {n}+μ2
={x12+...+xn2} / {n}-2μ22
={x12+...+xn2} / {n}-μ2
となります。理解できましたか?
+Aしたらμ+Aするが、Vσ+0× Aしたらμσ× AV× A2と なることをはじめて知りました。 (達郎)
この性質を使うと、 度数分布表から、簡単に平均分散の計算ができます。 今日の講義をお楽しみに。
小数点が恨めしかった。 でも答えが合っていると嬉しい。 最近の電卓の高性能っぷりに驚いた。 (博子)
まだ今の段階では、有効数字も何も関係ないので、 小数点の扱いについては、「適当に」としか言いませんが、 数字を書き留めたり、打ち直したり、といったことで 誤差を生み出さないように、 電卓の機能を十分に使うことを、練習してください。
電卓の使い方が慣れてなくて入力ミスでもう一度 入力しなおすとかで時間がかかった。 (賢治)
関数電卓ならば、画面上に残っている数値を修正することで、 入力ミスを直せます。 普通の電卓でも、{C}キーで、直前の数値ならば修正可能です。
関数電卓をうまく扱えません。 (慎博)
関数電卓の統計機能を使えば、 統計計算が容易にできます。 しかし、関数電卓では、×÷+-よりも先に計算するなど、 普通の電卓と計算の仕方が違いますので、 慣れないと却って使いにくいかもしれません。 電卓の説明書を読んで練習しておいてください。
高校で習ったことがあったので、そんなに難しくなかった。 (祐輔)
こういう分野も高校数学の範囲にありましたか。 数学Bの選択かな?
高校の数学で分散や標準偏差を意味もわからないで計算していたけど、 今の授業で散らばり具合だということが分かった。 (美希)
この程度の説明もなかったのでは、 教えたとは言えないねぇ。
基本的なことが理解できたので、よかったです。 標準偏差の意味する事がやっとわかりました... 。 今まではただ計算して値を出すだけでした。 (良恵)
前回も、ただ計算しただけのつもりだったんだけど、 この講義で標準偏差はしょっちゅう登場するので、 標準偏差の重要性は自ずから理解されることでしょう。
ここは何をかくんですか? (幸枝)
ご覧のとおり、何を書いてもいいです。
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