標本分散の出し方... 覚えてなかったのか、知らなかったのか? (ピタゴラスイッチ)
「標本分散の出し方」は、「(母)分散の出し方」とは違います。 『分散』や『標準偏差』などの馴染みのない言葉に慣れてもらうために、 最初に「(母)分散の出し方」を何回か練習しました。 それで十分に電卓にも慣れたと思ったので、 「標本分散の出し方」のときは公式を示しただけで、 電卓での計算練習はしませんでした。 そして、区間推定で再び分散を電卓で計算しなければならなくなったときには、 『母分散』ではなく『標本分散』になっていました。 つまり、標本分散を実際に数値計算したのは、区間推定に入ってからが、 初めてだったというわけです。
S2U2の使い分けがわかりません。 どちらかに統一すれば、どちらを使っても構わないのですか? (I.H.)
この講義では、U2に統一しています。 S2を使っても、同じような公式を与えることは出来るのですが、 それはやっていません。 だから、「使い分け」のようなことは何もやっていないのです。 標本の分散はU2で計算するのだ、と教えていますし、 そう覚えておいてください。
χ2分布というものをはじめて知りました。 これから慣れていきたいです。 (康貴)
χ2分布はこれからの講義でも、再三登場します。 一番重要な分布は、もちろん正規分布ですが、 分布がいつでも左右対称と思われるのも困るので、 χ2分布にも慣れてください。
少しずつ前の内容がわかってきた気がします。 (ケン太)
同じことの繰り返しですから、一回でわからなくても、 ちゃんと出席して何回も聞いていれば、 そのうちにわかってくると思います。
久々に講義受けました。 これから何回来るつもりですが、 私は出席足りてるのですか? (ゆう)
最初と最後だけ出て、内容がわかるようなことは絶対にないですから、 講義をサボっていた分は、自分でちゃんと勉強しておいてください。 数学は聞いているだけで分かるということはありません。 自分で考えないと理解できないものです。 だから、数学は講義を聴くよりも自分で勉強した方が良く理解できる という人もいるかもしれません。 その成果を試験で発揮してくれるならば、少しくらいサボっても大目に見てあげます。
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