いつどのときにどの分布表をつかっていいのかわかりません。 (まんじゅう屋のおばちゃん激似!)
じゃあ、大サービスだ! まず、 分散・標準偏差を求めるときは、 \( \frac{(n-1)U^2}{\sigma^2}\sim \chi^2_{n-1} \) を使うので、\( \chi^2 \)分布を使う。 比率の問題は、 \( \frac{P-p}{\sqrt{p(1-p)/n}}\sim N(0,1) \) の公式で、正規分布を使う。 次は少しややこしい。 平均の問題の場合は、 母分散\( \sigma^2 \)が既知のときは \( \frac{\bar{X}-\mu}{\sigma/\sqrt{n}}\sim N(0,1) \)の公式で、 正規分布を使う。 母分散\( \sigma^2 \)が未知かつ標本数\( n \)が30より大きいときは \( \frac{\bar{X}-\mu}{U/\sqrt{n}}\sim N(0,1) \)の公式で、 正規分布を使う。 母分散\( \sigma^2 \)が未知かつ標本数\( n \)が30以下のときは \( \frac{\bar{X}-\mu}{U/\sqrt{n}}\sim t_{n-1} \)の公式で、 t分布を使います。
今日の問題は比較的楽だった。 信頼確率はどうやって決めるのですか? (ノーベルタナーカ)
信頼度はそのときに必要な程度で決めます。 推定区間を広めに取ってでも外したくないような状況ならば、 信頼度を大きめに取るし、 外してもいいので推定区間を比較的狭く取りたいような状況ならば、 信頼度を小さめに取ります。 つまり、信頼度を決める数学的根拠はありません。
今はちょっと\( P \)と\( p \)の違いで混乱したが、分かったのでほっとした。 (火星に帰れ。地球はあぶなすぎる。)
活字なら、\( P \)と\( p \)ははっきり区別できるので問題ないですが、 手書き文字や口で説明したときには、区別がつきにくいので、 確かに混乱しやすいと思います。 しかし、この文字を使うのが習慣なので、仕方ないです。
問題を解く時間をたくさんとってもらえるので、 あせらずに解くことができます。 (スヌーピー)
今年は、例年よりも説明を減らして、その分、問題を解く時間を多めに取っています。 そのため、発展的な内容を示唆することができないので、 高度な程度を求める人には物足りなくなったかもしれません。 しかし、これで理解できる人が増えたのなら、よいのですが\dots 。 試験の時には、当然ですが、時間制限があるので、 早く解けるようになる練習もしておいてください。
身近な話題の問題でおもしろかったです。 (K。O。N~魂~)
習うことが高度になるにつれ、 自然な設定の問題文を作ることができるので、 身近な問題を扱っているように見えますね。
訂正! 発表会12/4ではなく12/14(土)です。 先生も来てくださいね。 途中入場OKです。 (ぐるりん\( \heartsuit \))
1週間空きましたが、まだ間に合いましたね。 暇な人は行ってあげてください。
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日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp