偏差値のしくみを初めて知りました。 そうやって求めたんですね... 。 (はぅぅ...)
公式として書けば、
(偏差値)=50+10×{(自分の得点)-(平均)} / (標準偏差)
となりますが、この式を見るより、 先週のように説明されたほうが分かりやすいですよね。 とにかく、これは正規分布に従うとみなせるときには有効ですが、 40人程度のクラスでこの数値を出しても意味はありません。
U2の分母がどうしてn-1にする必要があるのかよくわからなかった... 。 先生はどこの出身ですか? (京浜急行快特品川行き。)
標本分散の分母をnにすると、 その平均は{(n-1)/n}σ2になってしまいます。 もちろん、「それで構わない。標本分散の平均は母分散とは違ってくるのだ」 と理解する方針もあります。 しかし、この講義では(たいていの教科書はそうですが)、 「標本分散の平均が母分散と違うのは気に入らないので、 標本分散の定義を変える」と考えて、標本分散の分母を n-1にしています。 こうすると、標本分散の平均がちょうど母分散になるのです。
関数電卓に標準偏差と分散が2種類に分れていたので、 どう違うのだろう?と思っていたけど、 謎が解けた。 (スヌーピー)
関数電卓にはこのように、標準偏差には、 「母標準偏差」と「標本標準偏差」の2つのボタンがありますから、 あらかじめ関数電卓を使いこなしていれば、 標準偏差には(よって分散にも)、2種類あることに気づいて、 前回の講義にも心の準備ができたことでしょう。
今日のは難しかったですけど、 何となく分かりました。 公式は、やっぱり便利ですね。 (ゲタ帽子)
公式で簡単に計算できることなので、 先週の話には何も難しいところはなかったのです。 でも、それだけで終わってしまっては、 せっかくの公式のありがたみがないと思ったので、 わざわざ面倒に計算して、その後で、 公式を使って簡単に答えを得るいうやり方をしてみましたが、 そのために、難しいことをやったように感じてしまった人が多かったようでした。
天気予報の降水確率と散髪屋の店員ほど あてにならないものって無いですよね。 (今日ジャンプ発売日やん。)
散髪屋の店員はショーバイですから、 言うことを真に受けないことです。 最近の天気予報はよく当たっていると思います。 ところで、天気予報が当たってるか当たってないか、 どう判断していますか? 例えば、降水確率20% なのに雨が降ったら外れたと感じてしまいますが、 5回に1回は雨でいいのですから、 ある程度は雨が降ってもいいのです。。 もちろん、しょっちゅう雨になったら外れですが、 ぜんぜん降らないのもやはり外れです。 こういうことを判断する方法もこの講義で扱います。
この授業でやっていることは高校数学のどの教科にあたりますか? (ぐるりん)
年齢によって、高校数学の教科名が違うと思いますが、 「数学C」の「統計処理」にあたります。
BACK戻る

ホーム日比野のホームページへ ポスト 日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp