(追記)上の文章を書いたのは西暦何年のことだっただろう。 「21世紀に入ってからも…しかし ようやく最近は」というのだから, 2001年以降なのは間違いない。 しかし,それからわずか10年で,状況は大きく変わった。 今の若い先生は,OHPを見たこともないというのだ! もちろん,彼らはプロジェクタを使ったカッコいい講演をする。 結局このページは,今でもプロジェクタを使うのがこわいという, 少数派に向けてのページということになってしまった。
「講演の準備などしないで
,直前まで内容をrefineさせる努力をして
手書きで講演するのがエライのだ!」
とおっしゃる御仁がおられますが
それは『内容をrefineさせる努力』をする代わりに
,『講演をわかりやすくする努力』を怠っているのだから
同じようなものです。
step 4.で紹介する
,コンピュータをプロジェクタに繋いで講演する方法ならば
,直前まで講演内容を修正することも可能です。
講演中にミスプリントに気づき
修正・再コンパイルしたツワモノも見たことがあります。
手書きの講演の一番の問題点は
味わいのある手書き文字は見難いこと。
そして
黒板に書く講演の問題点は
講演時間が書く時間に取られて
タイトになること
でしょう。
まずは
講演用のプレゼン原稿(OHP原稿)をTeXで作成しましょう。
予稿をTeXで作成したのであれば
それを基にすればよいでしょう。
面倒なら
予稿原稿をそのまま流用することもできます。
step 3.を参照してください。
この他にもProsperやBeamerなどのmacroパッケージを利用したりする方法もありますが , そこまでできる人は このページに書いてある程度のことはすでに承知しているでしょう。
(追記)TeXでプレゼンするなら,今やbeamer一択です。 懐古趣味ではなく,TeXでプレゼンするつもりで このページにきた方は,申し訳ありませんが,「beamer」で再検索してください。