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配布された資料の9ページのしたの方にある計算テクニックについてですが、平均を求めるとき感覚的には(平均)=(-2)×5+(-1)×18・・・・のように階級値から167.5を引いて5で割った数値に相対度数ではなく度数を足して最後に5をかけて167.5を足すのが正しいような気がしてしまいますしかし、これでは度数が大きければ大きいほど平均として出る値が大きくなってしまうので、間違いであるということはすぐにわかります。それでも、度数ではなく相対度数を足すことに納得ができません。なぜ相対度数を足すんですか?また、(平均)=(-2)×0.05+(-1)×0.18・・・という式は何を意味しているんですか?
もともと平均は『全部足して全体の個数で割ったもの』ですから,
(−2)×5+(−1)×18+…
をしたものを全体の個数100で割ったものです。
それに「5をかけて167.5を足す」ことで元の数の平均が求まります。
足してから100で割る代わりに,100で割ったものを足すことにすれば
(平均)=(−2)×0.05+(−1)×0.18+…
という式が得られます。このときの0.05や0.18が相対度数です。
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日比野雄嗣 hibinoy@cc.saga-u.ac.jp